美浜町地域福祉センターで30日、夏休みふれあい手話教室が開かれた。

 講師は美浜手話愛好会の中島美雪会長。31日との2日間で、初日は8歳の男の子から高齢者まで18人が参加した。中島会長は聴覚障害者が不便に思っていることを説明し、コミュニケーションの方法について筆談、口話、空書、身振りを紹介。指で空間に文字を書く空書では「大きく、ゆっくり」、身振りでの情報伝達では「口の動きも一緒につけて」とアドバイスした。

 参加者は聴覚障害者と手話や筆談を使ってのコミュニケーションを実践。あいさつや名前、年齢の自己紹介にチャレンジした=写真=。

 町社会福祉協議会が主催し、約20年続いている教室。初参加の徳永誠太君(和田小2年)は「手話を一つでも覚えたい」と取り組んでいた。