日高地方の愛好家でつくるキイペニンシュラヨットクラブの親子体験クルージングが海の日前日の15日、御坊市塩屋町の日高港出航で開催され、家族連れ8組18人が日高沖のミニ航海を満喫した。

 1989年から29年続くイベント。夏の日差しが降り注ぐ晴天と、心地よい風が吹く絶好のコンディションの中、救命胴衣を着用した親子が日高港から出航。美浜町の煙樹ケ浜沖まで約50分のクルージングを満喫し、楽しい思い出を作っていた=写真=。

 おばあちゃんの上山眞美さん(63)、お母さんの尾上奈津季さん(37)と初めて参加した塩屋町の寧々花ちゃん(10)と海斗君(7)は「ヨットの先端に立って、風がすごく気持ちよかった」と笑顔で話していた。