日高川町西原の日高高校中津分校(池田尚弘校長)で9日、東京海上日動火災保険㈱のキャリア教育「リスクと未来を考える授業」が行われ、2年生17人がパン屋の経営を体験した。

 生徒たちは3グループに分かれ、それぞれベーカリーショップの経営者になったと想定し、運営を勉強。最初にベーカリーショップの立地状況などが示されたあと、「米粉パンの製造」や「SNSの利用」「プレミアムクリームパンの開発」などパン屋としての戦略が書かれた16枚のカードから5枚を選択。その後に、「SNSで話題に」などさまざまな展開が書かれた「出来事カード」が掲示され、生徒たちは自身が選んだカードによってパン屋の売り上げがどう変化するのかを注目しながら楽しく経営やリスクについて学んでいた。

写真=カード選びで話し合う生徒