日高地方学校保健会は21日、御坊市中央公民館で発達障害生徒についての研修会を開き、約40人の学校長や養護教諭、学校医らが参加した。
 講師は、県発達障害者支援センターポラリスの辻幸代センター長で「発達障害生徒の学校での不適応の理解と対応について」をテーマに講演。発達障害がある生徒に見られる症状をタイプ別に説明、不登校や授業妨害行為への対応方法や特性に配慮した指導の具体例などを紹介した。参加者は、子どもの行動に込められた意味や特性を理解し、それぞれに合った教え方を工夫する重要性などを学んだ。研修会の前には同会の総会も開かれた。