1964年東京オリンピックを呼んだ男として知られる御坊市名誉市民第1号の和田勇氏を顕彰しようと、御坊南海バス㈱(那須敏明社長)は路線バスの車体に写真や文字をラッピング。9日から運行を始め、主にJR御坊駅から印南町の旧役場前まで毎日5往復し、ドライバーや地域住民にPRする。
 右側面に和田氏の顔写真と「東京にオリンピックを呼んだ男」「御坊ゆかりの国際人 御坊名誉市民第1号 和田勇」の言葉と御坊市・和田勇顕彰会の名前。和田氏の功績を多くの人に知ってもらおうと、同社が自費製作した。2020年東京オリンピック以降も運行する。
 8日には市役所駐車場でお披露目され、柏木征夫市長は「動く広告塔で、駅で止まれば多くの人に見てもらえ、認知度が高まる」と感謝。顕彰会の吉田擴御坊商工会議所会頭は「いい宣伝になります。これからも顕彰運動を進めていきたい」、那須社長は「御坊南海バスは地域に貢献し役に立つがモットー。功績を皆に伝えていくことに参加できるのはうれしい。1964年にオリンピックがなければいまの日本はない。和田さんのおかげであることを皆さんに知ってもらう一助になれば」と話した。
 バスは御坊―印南間のほか、本数は少ないが本社―川原河を走ることもある。