山口県美祢市東部、秋吉台の地下100㍍から200㍍にある、日本最大の空間を持つ鍾乳洞「秋芳洞」に新たな空間が発見され、先日、内部の様子がテレビで初公開されていた。
秋芳洞は3億年かけて形成された石灰岩の台地、秋吉台国定公園の地下にある。石灰岩がつくり出す神秘的な光景がいたるところに見られ、国の特別天然記念物にも指定。洞内の観光コースは1㌔程度だが、総延長は10㌔を超える。新たに見つかった空間の延長は800㍍。今回の調査は時間切れと持参のロープがなくなったことで打ち切ったが、まだ先に続く可能性があることも分かった。
洞窟と言えば、子どものころ川口浩の探検隊というテレビ番組をよく観ていた。未知の空間に勇ましく突入する姿にワクワク、ドキドキしていた。最近では「世界の何だコレ⁉ミステリー」でお笑いコンビアンガールズの田中卓志さんがスーツ姿で洞窟探検する様子も放送されている。お笑い要素はあるが、探検自体は真剣で、映し出される洞窟内の映像に興奮。長年の歳月をかけて生み出された大自然の迫力と美しさは、見る人に深い感動を与えてくれる。
そんな時空を超えたロマンを感じさせてくれる洞窟だが、由良町には戸津井鍾乳洞がある。総延長100㍍で短いが、ろうそくが溶けたような「白蝋の滝」や長さ数㌢の鍾乳石が天井から伸びる「針天井の間」など見どころがたくさん。秋芳洞と同じく石灰岩の洞窟だ。つまり、未開の部分があるかもしれず、再調査して新発見があれば、さらに多くの観光客が来るのではないか。ここは、田中さんに調査を依頼するのもおもしろいかも。(吉)

