美浜町浜ノ瀬の煙樹ケ浜で8日、陸上自衛隊和歌山駐屯地第304水際障害中隊の94式水際地雷敷設車(水陸両用)体験乗船が行われ、公募で集まった地域住民ら約100人が参加した。
約20人ずつ、数回に分けて実施。参加者は沖合数百㍍を往復する15分ほどの航行を楽しんだ。着水時や上陸時に迫力のあるエンジン音が響き渡ると歓声が上がり、海の上で停泊している間にはスマホなどで美しい海岸線を写真に収める姿も見られた。
水際地雷の敷設や災害派遣が任務の同中隊に配備されている地雷敷設車は全長11・8㍍、全幅4㍍(水上時)、航行時の最高時速約11㌔。乗船前には隊員から説明もあり、参加者は興味深そうに聞き入っていた。
和歌山駐屯地創立56周年記念行事(今月20日)の一環で、7日と2日間の企画に約170人が参加した。初日は荒天のため海には出ず、和田の駐屯地内の道路を走行する敷設車への試乗が行われた。
2日目の体験乗船に参加した日高川町和佐の男性(60)は「意外に揺れなかった。災害救助活動にも使われるという水陸両用車が近くにあることが心強い」などと感想を話していた。

