紀州日高漁業協同組合(松村德夫組合長)の港の朝市7周年記念イベントが22日に塩屋漁港で開催され、絶好の天候にも恵まれ多くの人でにぎわった。
いまが旬のハマチのほかアジ、コロダイなどこの日の朝にとれた新鮮な地元産の魚がずらりと並び、開店前から行列ができる人気ぶり。午前9時にオープンすると、各コーナーは人だかりができ、ことしもあっという間に売り切れるなど大盛況となった。女性部の加工品も好評だったほか、先着100食振る舞われたアカモクの冷やしうどんも人気を集めていた。7周年特別企画として、アンケートに答えた200人を対象に、朝市で使える金券や干物、イセエビなどが当たる抽選もあり、盛り上がっていた。毎月朝市に来るのを楽しみにしているという御坊市の60代男性は「新鮮な魚が格安で買えるのでうれしい」と笑顔いっぱいだった。松村組合長は「皆さんのおかげで7周年を迎えることができた。喜んでいただいているので、これからも続けていきたい」と話していた。