2011年の紀伊半島水害で激減したホタルの復活に取り組んでいる田辺市龍神村の宿泊関係者らは、6月15日に同村小家の「がまの湯 田舎宿川口」周辺でホタル祭りを開く。昨年に続いて2回目で、ホタルの観賞のほか楽しいアトラクションも企画。主催者は「幻想的な乱舞を楽しんでほしい」と話している。
紀伊半島水害でホタルが飛び交う光景がほとんど見られなくなり、龍神お宿の会のメンバーが13年からホタルの復活に取り組んできた。小家地内、龍神地内の計4カ所にホタルの養殖池を設置。14、15年はちらほら見られる程度だったが、16年から成果が出始め、小家地内では約50匹が飛び交う光景が見られた。昨年は龍神お宿の会、龍神観光協会、龍神商工会青年部と女性部、小家区、Iターンの芸術家らが住む「アトリエの家」等で「ホタルとともに光かがやく龍神村づくり実行委員会」(切林英治会長)を結成し、初めてホタル祭りを開催した。会場には飲食のブースなどが出店され、地域内外から約500人が訪れてにぎわった。
ことしも開催することが決まり、時間は午後6時から9時まで。アトラクションとして、地元の小家青友会が祭りで奉納する市指定無形民俗文化財の小家神楽を披露するほか、「ホタル○×クイズ」や餅投げも行われる。今後チラシなどでPRしていく。同実行委員会では「ホタルのきれいな光を見てもらいたい」と話している。

