由良町門前、鷲峰山興国寺普化尺八道場法燈会(城本華山会長)の第38回法燈国師奉讃普化尺八献奏会が25日に同寺で開かれ、同会や県内外の尺八グループのメンバー合わせて50人が出演した。
 とんちで有名な一休宗純禅師が作曲したとの逸話がある「紫乃曲」や恋慕の情を表現した「恋慕流」などを披露。最後は城本会長が、尺八古典本曲の根源曲・三虚霊の一曲で、中国から尺八を持ち帰り、同寺を開山した法燈国師の弟子が作曲したと伝えられる「虚空(こくう)」で締めくくり、厳かな幽玄の音色を響かせていた。
 この日、同寺では表千家同門会和歌山県支部の茶せん供養も行われた。本堂横の茶せん塚では、参列者が焼香を行い、古くなった茶せんを火で燃やした。