御坊市の藤田小学校(久保豪史校長)は2日、さまざまな職種の講師を招いて仕事について話を聞くキャリア教育を行い、6年生18人が学んだ。
 市役所、警察、病院、花屋、パン屋の5つの職業があり、子どもたちは数人ずつグループになって各ブースを回った。
 警察のブースでは御坊署の署員が装備を紹介。防護チョッキや警棒、手錠などがあり、いくつかは実際に触らせてもらった。手錠には番号が振られていることや、警察手帳の写真の部分にはホログラムがあること、有事には携帯電話にメールで連絡が入り現場の地図が送られてくることも説明を受けた。
 このほかの職業でもやりがいを聞いたり、簡単な体験もさせてもらい、児童たちは将来の夢へ参考にしていた。