美浜町地域福祉センターで3日、町在宅医療・介護連携推進事業の公開講座があり、町民や医療・介護関係者ら90人が学んだ。
 大阪市の訪問看護ステーションハートフリーやすらぎの大橋奈美所長が「在宅で最期を迎えること~自然な死の過ごし方~」をテーマに講演。病院ではなく自宅で死を迎えた人の話を写真や家族とのやりとりとともに語った。在宅での幸せな最期や本人、家族からの感謝を紹介。「亡くなられる本人と家族がいろいろありながらも地域で最期までいられて良かったと思ってもらえるように願っています。死は誰にでも訪れます。どうやってあの世へ行くか、家族に意思を伝えながら、準備していきましょう」と呼びかけた。