一般社団法人県食品衛生協会主催の小学生を対象とした「しっかり手洗い ポスターコンクール」で、御坊小学校1年、寺井丈青君の作品が最優秀の知事賞を受賞。ほか、県教育長賞など特別賞3点(優秀賞)のすべてと優良賞20点のうち8点が日高地方の児童の作品となり、出張手洗い教室など子どもたちの衛生思想の向上に力を入れる日高食品衛生協会(辻井和吉会長)の取り組みの成果が結果となった。
 手洗いポスターコンクールは県食品衛生協会の設立70周年記念事業として初めて開催され、県内の小学校18校から計387人が応募した。
 優秀賞3点は、県教育長賞が和佐小4年の 和峻輝君、日本食品衛生協会理事長賞が湯川小6年の中田蒼唯さん、県食品衛生協会会長賞が内原小5年の久保田華衣さん。優良賞には日高地方から、志賀小3年の小林唯華さん、御坊小5年の細谷乃愛さん、内原小5年の橋本ゆうりさん、和佐小5年の上野美結さん、切目小5年の久堀龍柾君、湯川小6年の大土紗歩さん、内原小6年の浦辺美玖さん、切目小6年の村上歌音さんの作品が選ばれた。
 県食品衛生協会は、飲食店や食品加工など会員事業者への衛生指導、巡回指導をはじめ、保健所とも連携して一般向けの食中毒防止研修会を開くなど、食の安心・安全を高める活動を推進。日高食品衛生協会は県内各支部の中で最も早く、7年前から小学校や幼稚園への出張手洗い教室を開いており、学校にブラックライトで手の汚れの落ち具合が分かる装置を持ち込み、衛生指導員が正しい手指洗浄を指導している。