印南町鳥獣被害防止対策協議会(尾曽紀文会長)が、印南原の南畑地内に設置したサルの大量捕獲が可能な囲いわなで29日、初めて捕獲が確認された。JA県域企画応援事業の補助を活用し、昨年11月に導入した最新タイプのわな。一度に3頭の捕獲に成功し、農作物への被害防止へ、今後も期待されている。
 29日、現場を訪れた地域住民が、わなに入ったサルを見つけ、役場へ連絡。オス1頭とメス2頭が入って出られなくなっていたという。
 囲いわなは「組立移動式サークルM」という最新式で、広さ4×6㍍、高さ2・4㍍の大きさ。天井が全面オープンタイプのためサルが入りやすく大量捕獲に適している。上部に返しがあって檻の中から外へ逃げられないようになっており、印南原でサルによる農作物への被害が出るなか、特に被害が大きい南畑地内へ試験的に1基を設置していた。
 協議会ではサルの群れの居場所や行動域を把握するため、3頭のうち、群れに戻るとされているメスの1頭に発信機を付け、山に放す予定。あとの2頭は処分する。囲いわなはそのまま同じ場所に設置しておく。