インフルエンザが流行している。国立感染症研究所によると、全国約5000の定点医療機関から報告された1月1~7日の1週間の患者数は約124万人。前の週の約101万人に比べて20万人余り増加。特に九州や中国地方など西日本で多い。厚生労働省は今月下旬から2月にかけてピークを迎えるとみており、注意を呼びかけている。和歌山県でも増加傾向にあり、日高地方の小中学校などでもインフルエンザによる学級・学年閉鎖が発生している。
 筆者も少し前にインフルエンザにかかった。昼食後1、2時間の間に急に熱が出てきたような気がしたので、病院で計ると38度あり、すぐに検査。予防接種を受けていたので大丈夫と思っていたが、結果はインフルエンザA型だった。病院では治療薬のイナビルを処方された。そのおかげか発熱日の夜は39度まで上がったが、翌日の昼には37度まで下がった。発熱から2日目には通常の食事もできるくらいに回復したが、感染防止のため数日間は仕事を休んだ。インフルエンザは10年ほど前にもかかったが、2、3日高熱がひかずに布団の中で震えていたことを思い出す。今回はそこまで苦しい思いをすることなく、治療薬のありがたみを実感。ただ薬は発症から48時間以内に使用する必要があるとのことだ。
 インフルエンザには高熱が出るA型と、微熱で下痢などが伴うB型があるが、ことしは両方が流行している。A型のあとにB型に感染したという人もいるので、どちらかにかかった人も安心はできない。マスクなどで予防をするのは大切だが、発症した場合は症状の軽減とさらなる感染の防止へ、すぐに受診し適切な治療を受けるよう心がけよう。   (城)