約150年前、会津藩士山川浩から御坊市の中野家に贈られた会津塗の椀などすべての物や文書を、会津若松市に寄贈することが正式に決まった。
日程は、来年1月16日で、中野家を代表して中野健さん(63)=横浜市在住=、市からは龍神康宏副市長、文化財保護審議会委員の大谷春雄さん、市教育委員会の森田誠生涯学習課長が会津若松市の室井照平市長を訪問し、寄贈。同市文化課の職員との意見交換も行う。
山川浩は1868年、鳥羽伏見の戦いで紀州に落ち延びた際、当時の小松原村で旅人宿「中屋」を営んでいた中野家の手厚い看護を受けたことがきっかけで、のちに中野家に椀や九谷焼の大皿などお礼の品、文書を贈るなど交流を続けていた。

