ことし1月に御坊市内の幼稚園と小中学校(大成中含む)で発生した給食による集団食中毒で、大阪市都島区ののり加工メーカー「東海屋」が自社の製品が原因だったとして、被害者から補償申請を受け付け、15日から支払いを始めた。
 集団食中毒は1月26日、御坊市の給食センターで調理された給食を食べた生徒ら800人以上が下痢や嘔吐を訴え、給食メニューの「磯あえ」からノロウイルスが検出された。その後、東京でも同様の食中毒が発生し、ウイルス発生源が「東海屋」の刻みのりと判明。御坊でも「磯あえ」に同じ刻みのりが使われていたことから原因の可能性が高くなっていた。
 補償は当初、給食センターの調理を委託されていた「シダックス大新東ヒューマンサービス」(東京)が受け付けていたが、11月に東海屋が引き継ぐことで合意。児童らの通院費や保護者の休業補償などが支払われる。