御坊以南のJRきのくに線を芸術で飾る「紀の国トレイナート」(同実行委員会主催)のオープンセレモニーが1日に紀伊田辺駅で行われ、デザイン列車プロジェクトの入賞者の表彰,積み木茶屋での茶会などが行われた。イベントの期間は29日までで、今後は土日曜日を中心に駅舎や車内で芸術的な催しが展開される。
デザイン列車は普通列車の車体に図柄をラッピングして走らせるという内容。図案は「子どもたちの気持ち」をテーマに高校生以下を対象に募集し、全国から1041点の応募があった。最優秀賞は田辺市の明洋中学校2年の浜野蒼太君の作品で、いろんな子どもの気持ちを表現。デザイン列車に採用され、「子どものきもち号」と名付けられた。
表彰式ではこのほかJR賞、知事賞など各賞の受賞者にも賞状が手渡され、日高地方では中学生の部で松洋中学校2年の佐藤寧々さんが優秀賞に選ばれた。デザイン列車は午前10時41分、同駅1番線から出発。浜野君はホームで「出発進行」と声をかけて見送った。このあと駅近くの広場で餅投げが行われたほか、積み木茶屋で茶会が開かれた。
デザイン列車は先月29日から一日に1、2往復している。時間は不定期。期間中は多彩なイベントが展開され、メーンとなるのは14・15日。臨時列車の「紀の国トレイナート号」が運行し、14日には列車内でライブ、絵本の読み聞かせ、ブックカフェなどがあり、15日にはジャズ演奏、列車の窓に絵を描く体験などの催しが行われる。詳しくは田辺商工会議所内の事務局℡0739-22-5064または℡080-5786-2652。

