地元就職を希望する人らを対象にした企業合同説明会「日高地方Uターンフェア」が5日、御坊市民文化会館で開かれ、来春卒業予定の学生や一般求職者ら57人が参加した。参加者は昨年と比べて3人減少。内訳は学生23人、一般(卒業3年以内含む)34人だった。
 小ホールの内外に35社がブースを設け、人事担当者らと参加者が直接面談する方式で行われた。それぞれのブースでは優秀な人材を確保しようと、人事担当者が業務の内容、労働条件を細かくアピール。参加者は興味のあるブースを回り、企業側の説明に熱心に耳を傾けていた。
 県、御坊日高地区雇用対策協議会、県経営者協会就職支援センター、ハローワーク御坊が主催。和歌山市内の短期大学2年で日高川町の19歳女性は「実家から勤務できるところでの就職を希望しています。事務職を志望していて2社からお話を伺いました。いろんなことが聞けてよかったです」と話していた。