全日本実業団ソフトテニス選手権大会が7月28日から30日まで福井県武生中央公園庭球場などで開かれ、日高地方から御坊市湯川町財部出身で和歌山市在住の塩嵜弘騎さん(31)と、日高町高家の村田義和さん(46)がメンバー入りしている和歌山県庁Aが3位入賞。同大会には毎年出場し、初のベスト4入りとなった。
 全国から129チームが出場し、トーナメントで熱戦を展開。和歌山県庁Aは1回戦で山口のチームを2―0、2回戦で埼玉のチームを2―1、3回戦で石川のチームを2―1、4回戦で東京のチームを2―0、準々決勝で京都のチームを2―0で下し、準決勝で優勝した広島のNTT西日本に0―2で敗れた。
 湯川ジュニア、湯川中、和歌山北高、早稲田大学と活躍し、和歌山国体では優勝に輝いた経験を持つ塩嵜選手は、全試合に出場。準決勝のNTT西日本戦を除くすべてで勝利を収め、チームに大きく貢献した。由良中で始め、高校、大学とソフトテニスに打ち込み、現在も日高町のクエテニスクラブでプレーしている村田さんも活躍が光っていた。
 2人は昨年もメンバー入りしてチームをベスト8に導いており、ことし念願のベスト4入りを果たした。