御坊市と社会福祉法人博愛会の認知症サポーター養成講座が27日に名田町の日高博愛園デイサービスセンターで開かれ、地域連携の一環で市消防団名田分団、和高専ボランティアサークル「アメーバ」、JA紀州青年部員ら80人が参加。認知症への理解や災害時の協力態勢構築への意識を高めた。
 博愛会は認知症支援の輪を広げようと、和高専など地域との連携に取り組んでいる。近い将来発生が懸念される南海地震等にも備え、認知症の本人や高齢者、子どもら災害弱者に対する防災意識を高める狙いもある。
 養成講座では、日高博愛園ケアマネジャーの楠山順子さんと村上玲さんが講師を務め、認知症の症状や対応の仕方を分かりやすく説明。楠山さんは「一人一人性格や好みが違うように、認知症の人もそれぞれ違う。認知症とひとくくりにせず、その人が本当に望む関わり方が必要だということを覚えてほしい」と呼びかけた。事例を分かりやすく紹介する寸劇もあり、参加者は熱心に知識を深めていた。