大阪府和泉市の信太山駐屯地の陸上自衛隊第37普通科連隊(丸尾寿明連隊長)は20日から4日間、日高川町和佐の南山スポーツ公園など県内各地で南海トラフ巨大地震を想定した「連隊機動展開訓練」を実施し、隊員約700人、車両160両が参加した。
 県庁南別館に指揮所、県内各地に拠点を設置。災害時に隊員らが滞在する場所になっている南山スポーツ公園でも、多くの隊員や車両が集まり、グラウンドにテントを張ったり、炊事車を配備した。3日間滞在し、県庁の本部との通信網を確立したほか、道路が寸断し孤立した地域への物資輸送を想定した「徒歩機動訓練」も実施。物資を背負った隊員が山道など20~30㌔を徒歩で移動した。
 このほか日高地方では美山漕艇場で水難救助訓練を予定していたが、雨によるダム放流のため、由良町の海上自衛隊由良基地分遣隊周辺の海で行った。
 同連隊は災害発生時、和歌山県と大阪南部が派遣担当区域。有事の際にスムーズな活動ができるよう、毎年訓練をしている。