みなべ町山内の千里の浜でアカウミガメの産卵が始まり、現地でNPO法人日本ウミガメ協議会の調査活動が行われている。
 専門学生のボランティア6人が訪れ、午後8時から翌午前4時まで浜を歩き回ってパトロールし、上陸したウミガメの識別や個体数の調査などを実施。昼間も産み落とされた卵の巣穴に金網をかぶせて野生動物の食害から守る取り組みも行っている。調査は孵化が終了する9月中旬ごろまで続く。
 昨年に続いて2回目の調査となった大阪ECO動物海洋専門学校の松口健大郎さん(22)は「自然が好きで調査に参加している。千里の浜はウミガメの産卵地として貴重な場所で守っていきたい」、今回初めて参加したという大阪動植物海洋専門学校の和久田陸さん(18)は「野生のウミガメを見るのは初めてで、思っていたような産卵ではなく勉強になる」と話していた。
 14日午前4時現在で37回の上陸があり、うち21回の産卵。昨年並みのペースだという。観察希望者は町教委に許可申請が必要。申し込みなど詳しくは教委℡0739―74―3134。