御坊市藤田町の北吉田蓮保存会(佐竹成公会長)が整備した「舞妃蓮の郷 蓮公園」で11日、能(謡)や民謡踊り、詩吟などの文化・芸能を楽しむイベントが行われた。
池の中央にある東屋「荷風亭」を舞台に、午前の部では日高川踊り保存会、詩吟の木村洪平さん、紫洲流日本明吟会、銭太鼓の美浜友遊くらぶが出演。蓮池が地域の人たちの憩いの場、文化芸能の発信拠点となることを願い、それぞれに練習の成果を発表した。
午後7時からは能の御坊喜長会の岡本恒男会長、古久保泰男さん、坂井誠治さんの3人が登場。涼しい初夏の宵、池の四隅にかがり火が揺らめくなか、祝いの曲「月宮殿」を披露した。最後は道成寺の小野俊成住職が「蓮と仏法」と題し、泥の中に根を張り、美しい花を咲かせる蓮と人の生き方などについて話をした。

