中学生が日ごろ考えていることや感じていることを発表する「少年メッセージ」の日高地方発表大会(日高地方青少年育成県民運動推進委員連絡協議会主催)が4日、由良町中央公民館で開かれ、日高附属3年の今井佑奈さん、早蘇2年の鎰谷菜々乃さんが優秀賞。7月22日に串本町文化センターで開かれる県大会へ出場する。
日高高校2年の森本倖多君、森本晃仁君が司会を務め、日高地方の20中学校20人の生徒がそれぞれ発表した。
今井さんのテーマは「成長の証」。思春期を迎え、いままで素直に言うことを聞いていた母親に対して反抗するようになり、自身でも悩むようになった。その時に母からもらった愛情いっぱいの手紙に勇気づけられたと話し、「私は思春期のど真ん中。これからたくさん失敗したり、ぶつかったり、悩んだりすると思うけど、私には支えてくれる家族がいる。だから乗り越えられる」と主張し、最後にこれらの悩みについても「着実に大人に近づいている証。自信を持ちたい」と思いを込めた。
鎰谷さんのテーマは「実際に向き合って」。学校の近くの障害福祉サービス事業所を訪問し、作業を体験した際、慣れない作業で緊張する自分に対して作業員が丁寧に教えてくれ、楽しい時間を過ごせたと紹介。最初は相手が何を考えたり思ったりしているのか想像できず不安だったが、実際に向き合って言葉を交わす中で自然に溶け込め、また気遣いにうれしくなったという気持ちを表し、「パソコンやケータイで多くの情報が得られる今日だが、人と人とは向き合って会話を交わしてこそ本当に相手のことが理解できる」と訴えた。
県大会出場は逃したが、県の文集に掲載される奨励賞には湯川2年の中西愛さん、中津2年の安大千晴君、大成3年の湯川可蓮さんが選ばれた。

