訪日観光客を呼び込もうと、みなべ町観光協会(三前雅信会長)は英語と中国語表記の外国人向けパンフレットを作製した。町内の秋祭り、自然、食などを写真を交えて紹介している。今後、韓国語版も作る。同観光協会では「外国人にもっと足を運んでもらい、町内で楽しんでほしい」と話している。
中国語表記は中国、シンガポール、マレーシアで使われている簡体字と、台湾、ホンコン、マカオで使用される繁体字の2種類。英語表記と合わせ、計3種類を作った。大きさはA4判でカラー刷り6ページ。各5000部を作製。英語表記と中国語表記でレイアウトの違いなどはあるが、基本的にほぼ同じ内容となっている。
満開に咲き誇る南部梅林の写真が表紙を飾り、季節ごとに観光の見所を紹介。春は島の瀬ダムの桜、夏は鹿島の奉納花火、秋は須賀神社などの祭り、冬は南部や岩代の梅林などで、そのほか熊野古道の九十九社の一つ千里観音、豊かな海の生き物なども掲載。食では新鮮な海産物、梅を使った料理や菓子などを紹介している。町内の宿泊施設や観光施設などに備えている。
全国的に訪日観光客は増加しており、昨年1年間にみなべ町を訪れた外国人観光客は5万851人となっているが、大半が町内で観光するより京都や大阪などに出向いているという。観光協会では「みなべ町の良さを外国人観光客にアピールし、もっと町内で観光してもらいたいし、リピーターにも期待したい」と話している。

