御坊市塩屋町、御坊総合運動公園内の歴史民俗資料館で特別陳列「中世の小松原展」が初めて開催されている。8月31日まで。
 小松原は室町時代、湯川氏が幕府の奉公衆として活躍した地域。湯川氏は戦国時代には、有田郡から牟婁郡まで支配していた。当時住まいとしていたのが、湯川中学校から子安神社、紀央館高校にかけてあった湯川氏館。御坊駅の北側には亀山城も築いた。さらに古くは熊野古道の宿場町として栄え、湯川氏の館が築かれる前は浄土系の寺院があったと考えられている。今回はこれまでの発掘調査で見つかった中世の小松原に関する資料を展示。鎌倉時代の青磁碗や銅銭、くし、下駄、湯川氏館跡から出土した室町時代の染付皿など多数を並べており、見応えたっぷり。
 入館無料。開館日は火、木、土、日曜と祝日の午前9時から午後4時(入館は3時45分まで)。「御坊の歴史を感じる貴重な資料がたくさんありますので、この機会に見て下さい」と呼びかけている。詳しい問い合わせは同資料館℡0738-23-2011。