日高地方でイベント展開しているおんぱく(御博)の一環で、23日にみなべ町の清川球場でロケットストーブ作りが行われた。
 町内外から15組、約30人が参加した。ロケットストーブは一斗缶を利用して製作。木屑などを燃料に使い、災害時にも炊き出しや暖房の器具として活用することができる。地元住民4人が作り方を指導し、一斗缶に穴を開けたり煙突を取り付けたりして仕上げた。「災害時だけでなく、普段でもタケノコなど時間のかかる煮物に役立ちそう」と好評。東岩代から祖父の汐崎啓治さん(64)と一緒に参加した南部小学校3年の禄君と1年の禅君も「作ってみて楽しかった。災害の時に使えそう」と話していた。