東日本大震災の被災者に少しでも喜んでもらおうと、みなべ町岩代小学校(古川悟校長)の児童会は14日、3月に宮城県気仙沼市を訪問する紀州梅の郷救助隊(尾崎剛通隊長)に手作りの梅干しを託した。
 同校では地域を知る一環で梅学習に取り組んでおり、毎年6月の収穫から塩漬け、天日干しなどを実践している。5年前から救助隊を通じて被災地に届けており、ことしも全校児童が復興の思いを込めてしそ漬けした梅干しをパックに入れ、自作のラベルシールも貼って完成させた。児童会の山本陽介会長(6年)ら役員が校長室で尾崎隊長に36パックを手渡した。山本会長は「梅干しを食べて、気仙沼の人たちが元気になってほしいです」と笑顔で話していた。尾崎隊長は「子どもたちが作った梅干しは毎年すごく喜んでもらっています。みんなの思いをしっかり届けてきます」と約束していた。
 同救助隊は、東日本大震災発生後に気仙沼市で捜索活動などを行ったことが縁で毎年訪れている。ことしは3月の春休み中に行く予定で、現地では炊き出しや住民との交流会を計画。ビンゴゲームなどで触れ合うことにしており、景品となる物品の提供を募集中。食料品、菓子、日用品など何でもOKで、問い合わせは尾崎隊長℡090―4645―1657。