御坊市島のつばさ保育園(角亜矢子園長)で18日、防犯教室が開かれ、園児たちが不審者の対応を学んだ。
 講師は御坊補導委員会の補導委員や御坊広域青少年補導センター職員ら。実践訓練では、補導委員が不審者役となり、園児2人に「コンビニに一緒に行ってくれたらお菓子を買ってあげるよ」と声をかけた。園児たちは「嫌だー」ときっぱり断り、「きしゅう君の家」に見立てた机に駆け込み、待っていた補導委員に「黒い服を着てたよ」「メガネをかけてた」などと不審者の特徴を知らせた。訓練に参加した北島ちはねちゃん(5)は「楽しかった。教えてもらったことをやりたいです」と話していた。
 実践訓練の前には人形劇を観賞したほか、防犯の心得「いかのおすし」も学んだ。