御坊版オリジナル体操の制作を目指している御坊市は10日、一般公募していた基礎となる「歌詞」に全国から22件の応募があったと発表した。3月末までに、官民でつくる制作委員会でそれぞれの作品のフレーズを生かしながらオリジナルの歌詞をつくり上げる計画。4月からは作曲に取り掛かり、振り付けを考案して来年度中に完成させる。
 応募のあった地域は御坊市内12件、県外10件。北海道や青森、東京、神奈川のほか御坊市と交流のある滋賀県近江八幡市からも2件あった。年代別では70代が6件で最も多く、50代と60代が4件、80代3件、小学生も含めて幅広い年代から寄せられた。歌詞の内容はハマボウや自然、海の幸など御坊らしさが感じられる言葉がたくさん使われているという。庁内のワーキンググループで報告したあと、2~3月に開く制作委員会の歌詞選考部会で歌詞をつくり上げていく。事務局の市介護福祉課では「たくさん応募いただきうれしい。いただいた一言一句を大切に、子どもからお年寄りまで親しんでらえる歌詞にしたい」と話している。