正月準備を始める日とされる「事始め」の12日朝、御坊市薗の小竹八幡神社(小竹伸和宮司)で恒例の大絵馬奉納が行われた。
氏子の会社員、木村洪平さん(52)=御坊市薗=が大叔父の故山中襄(のぼる)さん、父の故木村靖夫(のぶお)さんから引き継いで毎年奉納しており、今回で16回目。この日は雨のため取り付け作業は行わず神事のみで、木村さんのほか工作担当の塩﨑建築代表の塩﨑弘直さん(54)、塩﨑真澄さん(24)も参加し、小竹宮司の祈祷を受けた。今回の絵馬は、朝日を背景に夫婦の鶏が雛や卵を見守る図。雄鶏は真っすぐに立ち、雌鶏は子どもたちに顔を寄せている。木村さんは「苦心したのは雛のかわいらしさ。雛だけでなく卵を描き、『新しい何かが生まれる』ことを表現しました。雛たちも弟か妹が生まれるのを待ち望むように卵に寄り添っていて、家族の和を表しています。鶏は夜明けを告げる鳥とされており、中央に金粉で朝日を描きました。日が当たると金色に光るので、朝にお参りに来る人は金色の朝日がみられるのでは」と話している。
取り付けは14日に行う。

