みなべ町教委は21日、4月に実施された「全国学力・学習状況調査」の結果をホームページで公表した。学校別ではなく町全体としての結果。試験は国語、算数(数学)の2教科で、それぞれ基本問題の「A」と活用問題の「B」がある。同町の小学生は算数A、中学生は数学Aと数学Bで全国平均を上回ったが、中学生の国語についてはA以外は県と全国を下回った。
小学生は6年生、中学生は3年生を対象に実施。小学生でみると、国語Aの正解率は69%(県70%、全国73%)、国語Bは56%(県56%、全国58%)。算数Aは80%(県77%、全国78%)、算数Bは45%(県46%、全国47%)だった。国語に関しては「B」で県平均と同じだったが、それ以外では県や全国よりも低かった。算数では「A」が県と全国平均を上回った。
中学生では国語Aは75%(県74%、全国76%)、国語Bは63%(県63%、全国67%)、数学Aは67%(県62%、全国62%)、数学Bは45%(県43%、全国44%)。全国平均と比べると、国語に関してはAが県を上回りBが並んだが、ABとも全国平均を下回り、数学はいずれも上回った。
質問による調査で「ふだんどのくらい勉強しますか」の設問では小学校の平日の「1時間以上」は51%で全国の63%より12ポイントも低かった。「1時間未満」の回答は同町で47%、全国で35%だった。中学校の平日で「1時間以上」は62%。全国の68%よりも低く、「1時間未満」では同町が35%、全国が27%の結果となった。
教委は「小学校、中学校ともに国語に大きな課題が見受けられた。本年度から各小学校に導入された学校司書の活動を通じ、学力の基礎となる読書活動を進めていきたい。家庭でのゲームやネットに費やす時間も児童・生徒・保護者に呼びかけ、学習時間を確保できる過ごし方を啓発していきたい」と話している。

