長年にわたり人権の擁護や思想普及に貢献したとして、御坊人権擁護委員協議会会長の城本克彦さん(74)=由良町畑=が17日、東京の法務省で法務大臣表彰を受けた。
 人権擁護活動に尽力した人権擁護委員をたたえる表彰で県内の受賞は2人。城本さんは平成18年1月1日に委嘱されて以来、相談をはじめ地域社会に密着した人権啓発活動に取り組んでおり、小学校の人権教室へ積極的に出向いている。27年度からは対象を保育所や幼稚園に拡大。子どもたちの確かな人権感覚と豊かな感性の醸成に寄与している。
 このほか20年4月から同協議会副会長、24年4月から同会長となり、同5月からは県人権擁護委員連合会副会長も務め、会の運営に貢献。相談に当たっては当事者と向き合って心に寄り添い、困りごとの解決へ相手の気持ちになって「聞く」ことを大切にしている。表彰を受け「私一人のものではありません。協議会の皆さんのお力のおかげ」と優しく微笑み、「さらに協議会の活動を充実させて地域住民の皆さんが相談しやすい環境をつくっていきたい」と話している。