ことしも日高地方の秋祭りシーズンが始まった。2日の印南から始まり、5日御坊、9日には各市町で行われ、日高路は祭り一色に。今後、毎週末に各地で行われ、最終は11月3日の寒川祭となる。
 日高川町担当の筆者は、9日に丹生神社の笑い祭、下阿田木祭、三百瀬の紀道祭の3カ所を回った。朝から夕方まで祭りの取材一色で、それなりに疲れるのだが、日高川町の祭りはそれぞれ特色があって面白い。笑い祭では鈴振りが名物。特にことしの鈴振りは、過去に約25年間鈴振りを務めた人の長男。「父の名に恥じないように」との思いで鈴を振り、若さも相まって盛り上がりもひとしおだった。笑い祭の取材がひと段落したあとは、美山の下阿田木祭。ここでは奉納相撲がメーン。大人たちが激しくぶつかり合う場面はもちろん、幼児同士の取り組みながら、まわしをつかんで押し合う姿には観客から拍手と声援が送られていた。三百瀬の紀道祭は馬駆け。馬場を勢いよく駆け抜けていく様子に観客たちは大盛り上がり。まただんじりも見どころの一つで、ことしは真田幸村が動き出す仕掛けで観客を沸かせていた。
 本紙ホームページ「Web Hidaka」ではことしも各地の祭りで記者が撮影した写真を公開中。12日現在で印南、御坊、笑い、森など11の祭りを掲載。威勢のいい若衆や元気いっぱいの子どもたち、四ツ太鼓のサイテクリョー、幟差し、鈴振りの笑い、馬駆け、相撲、鬼、巫女など見どころ十分。ぜひチェックし、祭りの興奮をもう一度味わってください。また昨年の写真も公開しているので、これから行く予定の祭りの流れの確認にも役立ちます。HPは「日高新報」を検索。(城)