JR西日本が7月から進めていた日高川町内の和佐駅新駅舎建設工事が完成し、鋼製コルゲートパイプ(波形管)を用いた近代的でコンパクトな建物が姿を現した。現駅舎の老朽化による86年ぶりの新築。利用開始は10月1日からで、現駅舎は今後解体に取り掛かっていく。
 同駅は昭和5年12月、国鉄紀勢西線の御坊駅から印南駅までの開通とともに国鉄紀勢西線の駅として開業。34年に国鉄紀勢本線の駅となり、60年に無人化、62年から国鉄民営化によりJR西日本の駅となった。
 改修は7月からスタート。場所は現駅舎の北隣。駅は無人で券売機などもないため待合室が中心。外観はコルゲートパイプの下部を埋める格好で、丸みを帯びた屋根の斬新なデザイン。面積は13平方㍍とコンパクトで、吹き抜けの室内には木製ベンチや時刻表、ポスター掲示板、使用済み切符入れなどを設置している。
 現駅舎は1日から封鎖するとともに、今後解体に取りかかっていき、全体完成は12月末を見込んでいる。