日高川町の山野小学校(岡本真美校長、児童27人)で5日、世代交流学習が行われ、子どもたちが地域のお年寄りらから伝統の雀(すずめ)踊りを教わった。
 雀踊りは地元に古くから伝わる芸能。山野地区では丹生神社(江川)の秋祭りに奉納されている。雀が寒い冬から春を迎え、自分の腕で稲を取り入れるんだと自信をみなぎらせる様子を表現。夏から秋へ向けて稲を刈り、蔵に入れて一安心する動作が含まれているという。
 山野たちばな会(岡本芳夫会長)のメンバーと地元中学2年生の古部了大君(13)が指導。歌と三味線、拍子木の音に合わせ、円になって時計回りに踊った。児童はメンバーや古部君の動きを手本に練習。「ハーヨイ」とかけ声を上げながら踊りを覚えていった。
 11日の区民運動会に向けた講習会。岡本会長は「四季を頭に浮かべながら踊ると覚えやすいよ。そして、この伝統芸能を継承していってほしい」と願いを込め、6年生の谷口礼史君は「難しいところもあって、まだ覚えられていないけど、踊れるようになりたい」と話していた。