県は、がん検診などの受診率増加に向け、各市町村の特定健診や各種がんの検診受診率、健康推進員の人数などを数値化。45点満点で順位付けしたところ、日高川町が40点でトップとなった。高い受診率に加え、他市町村より圧倒的に多い推進員数で加点。2位は印南、3位はみなべ、4位は日高と日高地方が上位を独占した。
 数値化は平成26年度が初の集計で、最新データ。項目は、「健康増進計画の策定・見直しの有無」「健康推進員の数」「特定健診の受診率」「同保健指導の実施率」と「胃がん」「肺がん」「大腸がん」「子宮がん」「乳がん」の各検診受診率の9項目。
 日高川町は、計画では策定、見直しとも行っており満点の5点、推進員は26年、27年の累計256人で全市町村中最も多く5点。各種検診などの受診率では、国の基準で40歳(子宮がんは20歳)以上から69歳以下で算定。特定健診受診率は36・2%(7位)で3点、同保健指導実施率は47・2%(3位)で4点、胃がんは35・2%(3位)で4点、肺がんは54・7%(2位)で5点、大腸がんは47・2%(2位)で5点、子宮がんは55・3%(7位)で4点、乳がんは68・0%(1位)で5点。合計40点で2位に3点差をつけて1位となった。
 全体的に高かった受診率に加え健康推進員の数が圧倒的に多く、ほとんどの市町村が1桁や2桁の中、唯一の3桁。2位の御坊市でも82人だった。健康推進員は健診・検診受診の呼びかけなどを行っており、町では県が推進する前から積極的に取り組んできたことが功を奏し、住民への意識高揚にもつながって結果的に受診率も高くなったとみている。
 日高地方は全体的に健診・検診の受診率が高く、印南、みなべ、日高のほか由良は7位、美浜は12位、御坊が15位だった。