30日から広島県で開かれる文化部のインターハイ第40回全国高校総合文化祭の写真の部に、紀央館3年の北野瑠星君が出展する。作品は、古民家をバックにトランペットなどを演奏する女子高校生3人を撮影し、ギャップを表現した「異空間」。全国に向け「レベルの高い作品をたくさん見て技術を高めたい」と張り切っている。
 昨年秋に和歌山予選となる県高校文化祭が開かれ、数百点の作品の中、北野君は上位5番目となる奨励賞二を受賞し、全国に進める5人枠に入った。
 作品は、ごぼう商工祭2015に出演する日高高校ブラスバンド部の生徒が会場の近くで練習している様子を撮影。老朽化が進みツタが巻き付くなどして朽ちていく古民家の前で、高校生がキラキラ輝く楽器を手に練習に励む様子のギャップに面白味を感じ、声をかけてシャッターを切った。
 カメラが趣味でさまざまな公募にも採用されている母親の影響を受けて、中学校2年生のころからカメラを始めた。愛用のカメラは中学時代にコンテストの景品でもらった一眼レフ。高校に入ってからは剣道部と写真部の両方に入部。写真部では部員とともに撮影に出かけるほか、個人的にもイベントなどに参加している。人物を撮ることを得意とし、表情や光の張り具合、目線の位置などを意識している。全国出展について「『異空間』は面白い構図だったので、他の人との違いを出せたと思います。全国ではたくさんのレベルの高い写真が見られるので楽しみ。撮影会でも技術を磨きたい」と話している。
 全国文化祭には各都道府県などから約300点の作品が出展され、最優秀賞3点、優秀賞7点、奨励賞20点が選ばれるほか、撮影会もある。
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作品「異空間」
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カメラを構える北野君