有田市から田辺市までの12市町でつくる近畿自動車道紀勢線有田南紀田辺間整備促進協議会(会長・柏木征夫御坊市長)の総会が27日に御坊市役所で開かれ、有田―御坊間の4車線化は、用地取得率99%、工事発注率は本年度中に96%に達することが報告された。メーンの川辺第一トンネル工事はすでに本格的な掘削作業が始まっており、平成33年12月完成へ着々と進んでいる。
有田―御坊間の4車線化は、平成25年6月に事業許可が下りて以降順調に進んでおり、ことし7月1日現在の用地取得は、広川工事区の1件を残すのみとなった。工事は川辺第一トンネル工事と鳥松山トンネル工事の2件が発注済みで、発注率は32%。9月には井関トンネル、10月には川辺インターの2つの工事で業者と契約する見込みで、この時点で56%となる。さらに本年度中に有田工事、柳瀬トンネル他1トンネル工事、小熊工事、野口高架橋他2橋工事の4つの工事を発注する計画で、96%に達する。残りは有田インターランプ工事の1件だけとなる。有田―御坊19・4㌔間で整備する6つのトンネルのうち2641㍍で最長の川辺第一トンネル工事は、ことし4月に着工。7月から本格的な掘削が始まり、現在は約30㍍進んでいる。トンネルの完成は31年9月を目指している。
ことし6月に新規事業採択された御坊―印南間9・8㌔の4車線化はすでに用地取得済みで、本年度は設計が中心となり、整い次第発注していく。完成は有田―御坊間と同じ平成33年12月としている。
総会では、柏木会長が「有田―印南間は順調に進んでいる。北から4車線化が完成していけば、印南―南紀田辺間の事業化も近づくので、今後も要望活動を続けていこう」と関係機関の連携を呼びかけた。

