南海トラフの3連動地震を想定した県の津波災害対応実践訓練が3日、田辺市や白浜町など県南部を中心に行われ、県と市町、自衛隊、国交省近畿地方整備局、海上保安庁、県警など41機関から約1000人が参加。みなべ町でも、小型無人機「ドローン」を使った情報収集・伝達訓練が行われた。
 早朝、県で最大震度7、マグニチュード8・7の非常に強い地震が発生し、揺れと津波により家屋が倒壊、人が流され、道路も各地で寸断されたという想定。南紀白浜空港には活動拠点となるSCU(広域搬送拠点臨時医療施設)が開設され、DMATや医療器具の受け入れ、総合統制室(県庁南別館)との情報伝達などが行われた。
 みなべ町東本庄の町立斎場近くでは、地震により山の斜面が崩壊、南部川に大量の土砂が流れ込んで河道閉塞の状態となっている――という想定の下、県が現場上空に災害用ドローンを投入。上空から撮影した現場の映像を送信するなどの訓練が行われた。