みなべ町とJA紀州は北海道で特産の梅をPRした。卸売市場や小学校など3カ所を訪ね、約100人に梅ジュースや梅干しなど加工方法を実演しながら説明。「梅干しはどれぐらいの期間干すと良いのか」などという質問が相次ぎ、関心の高さをうかがわせた。町うめ課では「梅の加工方法を知ってもらい、消費の拡大につなげていきたい」と話している。
町やJAでは以前から梅の加工方法を広く知ってもらおうと、全国各地で講習会を開催。今回は梅干しの消費量が多いといわれる北海道を訪ねた。
丸果旭川青果㈱、札幌市卸売市場、札幌市立石山南小学校の3カ所でPR。講師はJA梅愛隊の林弘子さん(東本庄)で、卸売市場では梅シロップ、梅酒、梅ジャム、梅干しの加工方法を実演を交えて説明。梅ご飯や梅の調理レシピも説明した。参加者からは「梅ジュースをつくる時に冷凍梅の方が果汁が早く出ると初めて知った。家でも一度試してみたい」などの感想が聞かれたほか、「塩漬けした梅を取り出して天日に干す期間はどれぐらいがいいのか」など熱心に質問する人も。林さんは「おかずをつくる際に梅干しを調味料としても使っていただければ、クエン酸も豊富に取ることができます」とアドバイスした。石山南小学校では2年生42人が参加。梅の機能性について「疲れをとる効果があります」などと分かりやすく説明。3月に発刊した食育本「梅パワーのひみつ」も紹介した。梅ジュースづくりを体験してもらい、楽しみながら作業を行った。子どもたちは「『梅パワーのひみつ』の本を読んでみたい。梅ジュースができるのが待ち遠しい」と喜んでいた。林さんは「若い世代の梅干し離れが指摘されているが、子ども連れの若いお母さんたちが大勢参加してくれました。梅ジャムは作り方も簡単で、興味を持ってくれたようです」と話していた。

