子どもたちに鉄道に親しんでもらおうと、国土交通省近畿運輸局が開いている「てつどうワクワクたんけん学校」が13日、紀州鉄道紀伊御坊駅で初めて開かれ、愛徳保育園(薮中久美子園長)の年長児18人が運転士体験などを楽しんだ。
 実際の電車を使って乗車のルールやマナーを学んでもらう授業。園児たちは車庫前に停車中の車内に乗り込み、紙芝居を見て「線路の近くで遊ばない」「電車とホームのすき間に気をつける」などを勉強した。
 このあと運転士と車掌を体験。帽子をかぶり、運転席に座ってアクセルとブレーキのレバーを動かし、笑顔があふれていた。車掌体験では、車内アナウンスも行った。電車が大好きという山中陽生君は「楽しかったです。しちゃダメなことを勉強しました」と話していた。