懐かしい話で、保育所時代に粘土で遊んだ経験がある人も多いのではないだろうか。当時は緑っぽい色をしていて独特の臭いがしていたような気がする。わけも分からず丸めたり、伸ばしたりで筆者はまともに形をつくるようなことはできなかったが、何か楽しかったような記憶がある。
そんな粘土は、最近さまざまな種類があるそうで、軽くて丈夫で着色もできる紙粘土や乾燥後に彫刻が可能な石粉粘土、磨くとつやが出る木粉粘土、オーブンで焼くと硬くなる樹脂粘土など。もはや子どもの遊び道具ではなく、大人もアクセサリーやインテリア小物、人形、ミニチュアなどをつくるのに利用。インターネットで見ると、かなり精巧な作品も多く、たかが粘土と侮れない。
実は筆者の妻が、趣味で紙粘土を使ったインテリア雑貨の製作を始めた。家具や暖炉、キッチン用品、鉢植えなどのミニチュアで、形を整えて乾燥させ、色を塗って出来上がり。簡単に言うが、いろんなパーツを組み合わせると、完成するまでに4、5日はかかる。おもしろそうなので、筆者もお手伝い。細かい部分の作業はなかなか難しいが、一つの作品が完成した時の達成感はなかなか気持ちがいいものである。
もとは自宅に飾るために製作していたが、結構な出来栄えだったのでフリーマーケットに出品することを提案。嫁が先日のみやこ姫よさこい祭りでブースを設けたところ、「かわいい」「粘土でつくっているとは思えない出来栄え」などと、驚くほどの人気となっていた。
そしてその瞬間思った。妻のこのものづくりの技術は、使える。本格的な金もうけにならないかと、密かに考えている。(吉)

