現職柏木征夫氏(75)=御坊市薗=と新人二階俊樹氏(51)=御坊市島=がし烈な一騎打ちを繰り広げている御坊市長選はいよいよ終盤戦。防災対策や市政運営など両候補者とも政策の浸透を図っている。そんな中、まちづくりの主役となる市民はどのような思いを持っているのか。本紙では有権者200人にアンケートを行った。2回目は「力を入れてほしい政策」を聞いた。
子育て支援、高齢者福祉、障害者福祉、雇用促進、学校教育、公共工事、防災対策、農林水産業振興、商工業振興、観光振興、その他の11項目で回答してもらった(複数可)。
トップは子育て支援の89人。男女とも子育て世代だけでなく、孫のことを考える年配の人まで幅広い年代が必要としている。圧倒的に多かったのは医療費無料化の対象年齢拡大を求める声で、「高校卒業まで無料にしてほしい」「他市町と同じ水準にしてほしい」との意見が目立った。ほか「インフルエンザの予防接種に手厚い補助が欲しい」(30代女性)、「働きに出たいので幼稚園の延長保育をしてほしい」(40代女性)、「図書館に子どもゾーンを作ってほしい」(40代女性)など具体的な意見が多かった。
次いで多かったのは「学校教育」の47人。中でも「クーラーを設置してほしい」との声が圧倒的で「集中して勉強できる環境を整えてほしい」との理由が目立った。「暴力防止など人権意識を高める取り組みもお願いしたい」(30代女性)「これだけ児童生徒が減って、合併も考える時期では」(30代女性)の意見もあった。第3位は「防災対策」の41人。「津波が心配な地域なので不安」(60代女性)と率直な声や「津波から逃げやすい環境を作って」「津波だけでなく大雨の洪水対策も必要」と総合的な防災対策を求める声が上がった。「高齢者福祉」(36人)、「雇用促進」(30人)までがトップ5。「若い人が戻ってこれるよう働く場があれば」(60代男性)など新たな雇用創出を求めるニーズが高かった。
このほかにも「人口を増やすことが重要。商売をやっていると、このまま人が減り続けると考えると怖い」(30代男性)、「孫の世代のことを考えると、いまはできなくても、将来的にはこうなるというビジョンを示してほしい」(60代男性)などストレートな思いがいっぱい。「スポーツ環境を整備してほしい。個人的には芝生でサッカーができる環境にしてほしい」(40代男性)、「買い物に行くのも大変なので、コミュニティーバスのようなものを走らせてほしい」(70代女性)、「スケボーができる場所がほしい」(20代男性)、「下水道整備」(30代女性)、「障害者に優しいまちに」(50代女性)、「すべて網羅してほしい」(20代男性)などがあった。

