19日告示された由良町長選で無投票当選が決まった畑中雅央町長(71)が27日に初登庁し、3期目をスタートさせた。
 玄関前では職員や議会議員らに出迎えられ、職員の山口真由子さんから花束を受け取って笑顔満開。引き続き3階会議室で就任式が行われ、岡眞治副町長が「無投票当選おめでとうございます。『ふるさとに誇りと活力を』をスローガンに掲げた町長の公約の実現へ、職員も一致団結して職務に精励することを誓います」とあいさつ。このあと、畑中町長が「3期目の無投票は2期8年間の取り組みに一定の評価を受けたたまものだが、私個人ではなく、職員がそれぞれの部署で精いっぱい頑張ってくれたおかげで、心から感謝したい」とし、「私たちは公僕であり、町民に奉仕する立場。子ども、学生、成年、高齢者、障害者、要支援者らそれぞれの目線に立って、それぞれの思いに心を寄せて仕事をし、町民の福祉増進に努力をお願いしたい」と訓示。「町民や議会の理解と協力を得ながら、私も総合戦略に基づき、この4年間、公約の実現に努力する」と誓った。