平成27年度中に行われたグラウンドゴルフ大会の上位者のみが出場できる27年度上位者決定G・G交歓大会が22日に紀三井寺運動公園陸上球技場で開かれ、男性の部で川辺友愛クラブの中下泰男さん(71)=日高川町土生=が見事優勝。女性の部で6位に入ったプレミオクラブ(美浜町三尾)の馬場はるかさん(63)=三尾=とともに9月に岩手県で開かれる国体出場を決めた。
 同大会には1年間に行われた11の大会で1回以上、上位10位に入った選手を対象に行われ、男女175人が出場。1ラウンド8ホールで3ラウンドの打数で競った。
 中下さんは3ラウンドとも各1回ずつマイナス3打となるホールインワンを出し、またどのホールも最高でも3打以内の好調ぶりで、1ラウンド14打、2、3ラウンド16打の合計46打を記録。2位と5打差を開けて優勝に輝いた。グラウンドゴルフ歴11年で毎週3回練習。6年前のねんりんピック石川にも出場経験がある実力者。国体に向け「グラウンドゴルフはホールインワンが出るかどうかなど運の要素が強いので、あまり力まず、ゲームや人との交流を楽しむことを目的にプレーしてきたいです」と話している。
 馬場さんは2回のホールインワンを出し56打。始めて約4年と短いながらも全国規模の大会も経験。週に3、4回練習に励み、この日の調子も良かったという。国体に向け「楽しむつもりでいつもの調子でいきたいです」と話している。
 大会では2人のほか川辺友愛クラブの玉置貞代さん(74)=小熊=も3位に入っているが国体出場は辞退。また馬場さんの夫でプレミオクラブの正之さん(63)も9位と健闘した。