100種類の梅干しを味わうことができる「にっぽんの梅干し展in紀州」(梅産業観光フェア実行委員会主催)が、田辺市の紀南文化会館展示ホールで開かれている。16日まで。
 国内外で梅干し展を開いている「Bamboo Cut(バンブーカット)」の協力で開催。同市を中心に梅加工業者約50社からワイン漬け梅干し、梅シャーベット、ゆず風味などの風変わりな味の梅干しを出展。無料で味わえる。このほか、同市内の小学生が梅をテーマに描いた絵画約250点、コピーライターの糸井重里さんや漫画家の和田ラヂヲさん、写真家の浅田政志さん、阿部了さん、料理家の山田英季さん、ドラえもんの作者の藤子・F・不二雄さんらの梅をテーマとした作品も展示されている。梅干しの効能や歴史を紹介する「梅干しをたのしく知る」コーナーも。来場者らは各コーナーをゆっくりと観賞したり、梅干しを試食したりして楽しんでいる。