商売繁盛などを願う「十日えびす」を前に、日高川町江川の丹生神社では8日、敬神婦人会(井口愛子会長)による福笹作りが行われた。
 同神社では約20年前から「十日えびす」が行われている。この日は婦人会のメンバー16人が、笹に大判や俵、タイ、サイコロ、箕(みの)などの色とりどりの縁起物を飾り付けていった。福笹は大中小の3種類あり、金額は5000円~2000円。合計約70個作った。福笹のほか熊手、升俵、升熊手なども販売される。
 時間は9日の「宵えびす」10日の「本えびす」、11日の「残り福」の3日間とも午前8時から。初日の9日は午後3時から地元の中学生瀧尻花奈さんと西川季希さんが福娘として登場し、鈴を振って福を招く。井口会長は「丹生神社は笑いの神といわれるように、会員一同笑いながらにこやかに作っています。多くの方に参拝に来て頂いて、笑顔になってもらえれば」と話している。