御坊市消防団(北村幸大団長)の年末特別警戒が25日夜からスタートし、初日は北村団長が各分団の詰め所を巡回。この日は美浜町でも森下誠史町長、鈴川基次議長、坂本登県議らが警戒中の消防団員を激励した。
 御坊市では御坊分団の詰め所になっている薗消防車庫をトップに訪問。整列した団員を前に「寒い中ですが住民のために頑張ってください」と力を込めて励ました。「火災はいつ起こるか分からないので油断せず、住民の防火意識を高め、もしものときは被害を最小限にくい止めるように」と警戒態勢の強化を要請。30日まで連日午後8時から翌午前1時まで待機し、定期的に巡回パトロールを実施する。御坊分団の堀口明男分団長は「狭い路地から暗いところまでしっかり見回り、住民の安全、安心を守りたい」と答えていた。
 美浜町では団員の待機場所となっている和田の畜産センターと三尾の風速荘を訪ね、畜産センターでは約10人の団員を前に森下町長が「日ごろは住民の生命と財産を守るためご尽力いただき、ありがとうございます。毎日午前2時までの警戒になりますが、健康に気をつけて頑張ってください」、坂本県議は「皆さんへの住民からの期待は大きい。住民のために全力で頑張っていただきたい」と述べた。年末警戒は30日まで。毎日午後8時から午前2時まで防火に目を光らせる。